
毎日暮らしているお家の中で、ふと壁の角やクロスのつなぎ目に「あれ?ひび割れや隙間ができている…」と気づいたことはありませんか?
「もしかして欠陥?」「お家が傾いているの?」と不安になってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、どうぞご安心ください。
実はこれ、木造住宅では非常に良くある自然な現象なんです。
木材は生きているので、四季の温度や湿度の変化に合わせて、呼吸するように伸び縮みしています。
新築から数年は特にお家全体が動くため、壁紙(クロス)に小さな引っ張り傷のようなひび割れや、塗り壁のひび割れが入りやすいのですが、構造上の問題ではないことがほとんどです。
今回は、そんな内装壁のひび割れを、ホームセンターで買えるアイテムを使って「自分で簡単に直せる補修方法」をわかりやすくご紹介します!
補修に必要な道具(身近なものでOK!)
まずは以下の道具を準備しましょう。
どれもホームセンターや100円ショップで手に入る身近なものばかりです。
- ボンドコーク(「ジョイントコーク」や「壁用シール材」とも呼ばれます)
- 壁用の充填材(隙間を埋めるペースト状の補修材)です。
- お近くのホームセンターで簡単に購入できます。
- 壁紙の色(ホワイト、アイボリー、ベージュなど)に合わせて選ぶとなじみやすいです。※特殊な色はネットでも購入可能です。


- マスキングテープ(養生用)
- ヘラ
- なければ、コンビニなどでもらえる「使い捨てのプラスチックスプーン」等でも代用できます!
- 水を含ませたスポンジや布(雑巾など)
隙間をボンドコークでキレイに直す4ステップ
道具が揃ったら、さっそく作業に入りましょう!
とっても簡単な4つのステップです。
Step 1:養生(まわりの保護)
壁面のひび割れ周辺に、少し隙間(2mm程度)を空けて両側にマスキングテープを貼ります。
ひび割れにボンドコークを塗る際、多すぎると周囲の壁面を汚してしまうため、あらかじめこの保護を行います。


作業に慣れてくると、適量のボンドコークを狙って出せるようになるため、
マスキングテープが無くても綺麗に仕上げられるようになります。
Step 2:ボンドコークの注入
チューブの先端をひび割れに当て、ゆっくり絞り出します。
隙間の奥にぎゅっと押し込みながら、表面に少し盛るような感じで出していきます。


Step 3:表面のならし
ヘラ(または使い捨てのプラスチックスプーン)を使って、余分なボンドコークをかき取るようにしながら、表面を平らにならしていきます。
もしひび割れが深い場合は、ヘラを使ってしっかりと奥まで押し込むように滑らせてください。


Step 4:仕上げ
ならし終わったら、ボンドコークが完全に乾く前に、マスキングテープをそっと剥がします。
最後に、ヘラやご自身の指、または少し水を含ませたスポンジや布などを使って、補修した部分を周囲の壁になじませるように優しくなぞると、補修した跡がほとんど目立たなくなります!


この方法は、お部屋の模様替えなどでカレンダーや絵を掛けていた「押しピンの穴」を隠す際にも、まったく同様に使えます!
完成
Before

After

きれいに仕上げる&片付けのコツ
1. はみ出したり失敗しても慌てなくて大丈夫!
「手先が不器用だから、はみ出したらどうしよう…」という方も心配いりません。
ボンドコークは「水性」です。もし周囲につきすぎてしまっても、乾く前であれば水を含ませたスポンジや固く絞った布で簡単に拭き取ることができます。
手や道具についたボンドコークも、水でさっと洗い流せるので安心して作業してください。
2. 「角」以外の場所は少し優しくなじませて
お部屋のコーナー(入隅・壁の角)のひび割れは、多少多めに塗っても補修跡がキレイに隠れます。
一方で、平らな壁の真ん中など「平面のひび割れ」を補修する場合は、光の当たり方で少し跡が見えやすくなることがあります。
平面を塗るときは、できるだけ薄く、周囲に広くぼかすようになじませるのが美しく仕上げるコツです。
まとめ
小さなひび割れや隙間であれば、今回ご紹介した方法で誰でも簡単にお手入れが可能です。
自分で手を動かしてお手入れをすると、我が家への愛着もいっそう深まります。
ぜひ週末の「お家ミニメンテナンス」として挑戦してみてください。
